■ + AngelGarden + のほうで11幕を掲載していただきました。あちらの更新履歴のコメントにもありますが、あと数幕で終わり、だと思います。連載当時、自分のサイトを運営していたサーバーが18禁コンテンツを禁止していることも手伝って、寄稿させていただく形で連載(といえたものでもないのかもしれませんが)始めてからもう4年近い歳月流れていると思います。文章も変わりすぎて統一感なんて望めないお話になってしまいましたが、書いた頃の感覚のようなものがにじみ出ていて、自分で読み返すたびにいろんなことを思います。 さすがに10年近く手元においておくと、愛着というものはわくものでレインの人物たちは、皆それぞれに好きなのですが、自分が少なからず変化していくなかで(成長とは呼べないかも知れません)気に入っている人物も、少し変わっていたり。
完結させることが出来たら、心から、ありがとうと伝えたい。
あの話を書き始めていた頃は、妙に「純愛」という言葉が好きでした。でも、ここのところはそんな言葉を口にするどころか、脳裏に浮かんでくることさえ少なくなっているような気がします。 それは、誰かを好きでいることに気構えがなくなったというか、自然に誰かを好きでいる、ということが出来るようになったかもしれない、というふうに前向きな解釈をしています。 たとえば「さぁ、素敵な恋愛をするぞ」なんて、本当に好きな人が出来たときには思わないことです。先のことなんてわからなくて、ただ一生懸命にその人を追いかけていく。相手のことと同時に、自分の気持ちすらどうしていいか分からないから、あんなに泣いたり笑ったり怒ったりできるんだと思います。
だから純愛という言葉はある意味で、当たり前すぎるのかもしれません。 本当に人を好きになったとき、人の心はいつでも裸。 ,"> |
2004.11.12[Fri] |
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