2010年01月の日記

いろいろと
2010.1.27[Wed]
今週は色々と触れたい話があったのですが、大好きな大好きな宮尾岳先生の漫画「アオバ自転車店」の最新刊が発売されたので、その中に出てきた「さすべえ」のお話でも。

「さすべえ」というのは、自転車などに取り付けるアタッチメントの一種で、基本的にはそこに傘をくっつけることにより、両手を自由にしたまま傘をさすことができるものです。
漫画の中でも触れられているのですが、自分は関西圏に引っ越してきてから、この「さすべえ」をよく見かけるようになりました。関東(横浜)に住んでいた頃は、生まれてから、下手をすると数回見た事があるかないか、ぐらいだったんですが、関西(京都)では、ほとんどのママチャリには装備されています。

「さすべえ」にまつわる話は、実際に漫画のなかで詳しくかつ魅力的に語られているので、私がこれ以上語ることはないのですが、新幹線を使えば数時間で行き来出来てしまうにも関わらず、こと関東と関西には違うものがいろいろあるな、と思います。
よくいわれる「うどんのつゆ」であったり「エスカレーターで左右どちら側に立ち止まっているか」であったり。
生まれも育ちも横浜だった人間も朱に交われば赤くなる、なんてなもので、たまに関東に行ったときに、そういった些細な事で困惑するようになってしまいました。ぶっちゃけ、関西にいるほうが色々と落ち着くことの方が多いです。

自分は生まれてから、北は福島、西は神戸、ぐらいにしか行ったことがないという行動範囲の狭さなので、日本を旅するだけでも、発見と驚きが多いことだろうなと思います。

彼には彼の物語がある
2010.1.19[Tue]
見出しは、最近なにげによく呟いてしまう言葉です。

「彼(彼女)には彼(彼女)の物語がある」

「なんでそんなバカなことをするんだ」とか「なぜ今そんな必要があるんだ」とか「どうしてそんな嘘をつく必要があるんだ」と感じてしまうような行動をとる人物を見かけたことはないでしょうか。
けれど、それはあくまでもそれを見ている人間の感覚で、その行動を選んだ人には、その人なりの想い、理屈、信念があるはずなのです。

少し前、ここで「それは君の理屈だ」という言葉に触れたような気がしますが「彼には彼の物語がある」というのも、似たようなニュアンスです。
3月にDVDとBDになって発売される「サマーウォーズ」(この映画に関しては公開時に少し触れましたが)の中にも「なんでそういうことするんだよ!」と、色々なところで言われていた人物がいるのですが、その人物だって、けして悪気があったわけではありません。その人の気持ちになってみれば、そうすることが自分にとって今できる事の最善だったのではないだろうか、と想うのです。

その人にしか分からない事情があり、その人にしか分からない悩みがあり、だからこそ、共感し、驚嘆する。

「彼には彼の物語がある」

いま、自分が創りたい話も、そんな話です。

通販番組
2010.1.12[Tue]
去年、家のテレビを地デジ対応のものに買い換えたりなんだりで、今まで見れなかったCSが見られるようになったりしたのですが、そのなかで最近よく、ショップチャンネルを見ています。
以前、あるドキュメンタリー番組でショップチャンネルは主婦層を中心に絶大な人気があるという話は聞いていたのですが、見てみると「なるほどこれは確かに」と思ってしまう魅力が詰まっている上に、24時間なにかしら紹介している、というのは思いのほか楽しいものです。

お取り寄せが流行ってからもう何年も経ちますが、ときには1つの商品を1時間かけて生産者や取り扱い会社の人を交えて解説してもらえるなんてことはそうそうないことですから、芸能人お薦めお取り寄せ、なんてな内容の番組を見るよりもショップチャンネルのほうがよほど魅力的です。
去年末、ジャパネットの生放送番組も見ていたのですが、ショップチャンネルの面白さは個人的には数段上だなと感じました。ついつい、どこを面白いと感じ、どこに引き込まれてしまうのだろうと考えながら見てしまうこともたびたび。
最近のテレビ番組はどうにも相性があわない中で(芸能人がむりやりに飯食ってる番組を見ると、食べ物を粗末にしているような気がしたり、芸能人のカラオケ大会を見ても楽しいと思えない性分なもんですから)ニュース番組とテレビ東京系のドキュメンタリー、それとショップチャンネルが、私の好きなテレビ番組となっております。

今年も
2010.1.5[Tue]
よろしくお願い致します。

今年も去年と同じように、春日大社にいっておみくじをひき、絵馬を奉納して鹿せんべいを買って鹿に囲まれたのち、餅を食ってみたりしてから日本橋に出向く、といういつも通りのコースでした。

なんだか今年はやけに犬と一緒に初詣に来ている人を多く見かけて、人混みでそれはどうなのだろうかと首を傾げつつも、たまたま重なった神社の行事ごとで警官に止められて行列となり、待たされて文句を言う人が多い中で「宮さんお参りきて文句いうたらあかん」というお母さんの一言が、とても印象に残った一日。

今年一年がどんなものになるのか、ではなく、
今年一年をどんなものにするのか、を意識して。

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