2010年08月の日記

夏バテ
2010.8.30[Mon]
夏バテだと思っていたら自律神経失調症だったらしい、というお話。

幼い頃にこそ鼻に管を通してずっと寝てたりとか、自分じゃよくわからない理由で長期入院したりとか、年に一度大きな病院に通院したりとかしていた私ですが、大人と言われる年齢になってからは大病を患うこともなく、わりと健康に生きてきました。

が、どうやらこの夏にはやらかしてしまったようで。

ちょっとしたストレスの積み重ねだったり、やたらめったら暑い日々に徐々に体力を削られたりなど、諸々の小さな原因が積み重なっていった結果として、気づいたときにはえらいことになってしまい、ここ数日の不調といったら大変なもんでした。今まで生きてきて、ここまで「きつい」と思ったことは初めてだったかもしれません。

今はどうにか回復に向かい始めたので、このまま安定してくれれば、また普段どおりに日常に戻ることが出来そうです。

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2010/09/10に「少女達のさえずり」がDVDPGとして発売されることになりました。

N43project
http://www.n43project.com/n43/index.html

こちらのほうに情報が載っていますが、ネットショップやアマゾンなどでも検索すると商品登録されている模様。
DVDPGというのは、簡単にいえば「一般的なDVD再生機で遊ぶことが出来るように作られたゲームディスク」みたいなもので、さらに分かりやすくいえば「PS2でもエロゲーが遊べる」ということになります。
もちろん、いくつかの機能的制限もあるので、完全な移植というわけにはいきませんが、なんらかの事情でPC版が遊べない、という方で「少女達のさえずり」に興味がおありの方は、この機会に手に取っていただければ幸いです。

サイト更新
2010.8.21[Sat]
また少し、サイトのデザインをいじりました。今回はサイトロゴも変更、バナーもあわせて変更しています。
リンクに関してのアナウンスを「■self introduction」に移動、トップページをかなりシンプルな形にしています。
前回更新時に整理した部分にミスが見つかったので、修正をしているうち、あれこれといじりはじめて……という感じです。

また、これにあわせる形でTwitterを初めてみました。
http://twitter.com/takumi_minase

基本的には家にいて仕事をしていることがほとんどなので、なにがどうこうなるわけではないと思いますが、ちょっとしたメモをとったりなど、行動記録的な意味合いで使っていったらどうなるかな、という実験的な意味合いでのアカウント取得。すでに数日試運転してみましたが、あまり気張らずにやっていくつもりです。
Twitterをはじめたからといって雑記の更新がなくなるわけではなく、その点は今まで通りとなります。

一応、TOPページに最新分の「つぶやき」を表示できるタイプのページも用意してみましたので「サイトを覗くついでに呟きを確認しようかな」ぐらいの方は、こちらをお気に入りにいれていただくと、便利かもしれません。

今回は実験的な部分の多い更新となりますが、今後ともよろしくお願いします。

ストラップ
2010.8.17[Tue]

最近更新がわりと不定期ですが、なにかしらネタがあるときは週1にこだわらずに更新していったほうがいいかな、ということで適当にやることにしました。
画像つきの更新が多いのも、そういえばカメラがあるんだし使わなきゃもったいないな、とか思うようになっただけで、いつまで続くのかは微妙なところなんですが。

「ほしいものがないなら作ろう」という気持ちがわり強いほう、という話題に関しては以前にも何度かここで取り上げたような気もしますが、今回は携帯のストラップです。
材料は牛皮スエードで、かなり前に大きめのものを数千円でまとめ買いして、ストラップやら携帯電話を入れる袋やら携帯ゲーム機を入れる袋やらを手作りしています。

手作りの利点はやっぱり自分の使いたいサイズに作れることで、ストラップの手を通す部分の長さは自分でつくったものがやっぱり一番しっくり来ます。

携帯についているほうが今回作った物、下に並べて写っているのが古い方です。もとは全く同じスエードから作っているので、どれだけ汚れてしまうのか一目瞭然ではないかと。
使い込んだ味っぽくてわりと嫌いではないのですが、それでもある程度経ったら作り替えるようにしています。ちなみに4代目。

文章執筆もそうだし動画制作にも言えることですが、自分の手でなにかを生み出すというのは自分にとってはかけがえのない時間です。

感謝の表現
2010.8.15[Sun]
私は10年以上前、2年ほど某大手スーパーで働いていたことがあります。ちなみに食品売り場、担当は飲料お酒。
当時の私は人と話すことが苦手で実に内向的な性格でしたが、この仕事を経験することにより、初対面の相手であっても人並み程度には会話をすることができるようになった、と思います。

この仕事を経験したことによって私が得たものは色々とあるのですが、おそらくもっとも大きなことは日常で「ありがとう」という一言を自然と言えるようになったこと、ではないかと思います。

スーパーで働いていた当時、店内でお客様に商品の案内をした後や、問い合わせの対応をした後で「ありがとうございました」と言って貰えることは、ちょっとした仕事のミスの落ち込みを打ち消すほどの元気を分けて貰えるものでした。

なら、自分もそうあろうと。

コンビニや本屋など、買い物をするときは「すみません」か「お願いします」 おつりと商品を受け取ったら「ありがとうございます」と言うのは、もはや癖のようなもので、自然に言える、というのはまた違うのかもしれませんが、言われて嫌な気持ちになる人も滅多にはいないだろうからと、毎度毎度繰り返しています。

幸せのかたちなんて人それぞれだけれど、誰かに感謝の言葉を言える回数が多い方が、きっと笑って過ごせるんじゃないかなと。

このサイトに目をして下さっている方にも、いつも感謝しています。

眼鏡
2010.8.8[Sun]

実は水瀬の視力はかなり悪く、両目ともに0.1ありません。
初めて眼鏡を作ったのは15年ぐらい前だったと記憶していますが、以来、何度か眼鏡を作り、交換を繰り返している眼鏡愛用者です。コンタクトだったことは一度もありません。
ちなみに自分が眼鏡をかけるようになるまでは、かなりの眼鏡フェチだったんですが、自分が着用するようになったらいつのまにか軽度の眼鏡フェチに落ち着いていました。不思議。

歴代の着用眼鏡を振り返れば、最初に作ったのはツーポイント(縁なし)でしたが、それ以降はずっとハーフセル(ハーフフレーム。上半分だけフレームのあるものです)を愛用しています。
個人的に眼鏡屋を覗くのが好きなんですが、昔に比べるとデザインとしてレンズの縦幅が小さなものが増えてきたように思います。

写真の眼鏡は、下が二年前に購入し、今でも使っているもの。画像では少し分かりにくいですが、ややブルー系です。
先日、この眼鏡のフレームの中央部分が嫌な軋み方をしまして「これはダメかもわからんね」ということで、いつなにがあっても良いように予備を、ということで購入したのが上の眼鏡です。色はちょっとだけブラウンがのっている黒になります。
ぱっと見は似通っていますが、智とテンプル(眼鏡の両脇から耳にかける部分まで)のデザインが無骨、というかごっつくなっているのが特徴で、フレーム自体も少し太めです。
お店でいくつか候補を選んだ中で、かけたときのフィット感が一番しっくりきたのがこの子でした。デザインも大切ですが、寝る風呂以外はほとんど付けているものですから、やはり付け心地が大切、ということで、これに決定。
実はアンダーリム(下半分にフレームがあるハーフフレーム)にしようかなとも考えていたんですが、気に入った物がなく断念。
今回は上記のような理由から即交代というよりも、予備・付け替え的な意味合いが強かったので、今のとは違うタイプにしようかなぁとも思ったんですが、鏡で年中見ている部分だけに、ガラッと変わったものを選ぶと違和感があったりで、あまり冒険できませんでした。

ちなみに「どのぐらい視力が悪いか」というと、初代の眼鏡を踏み壊してしまい、2代目の眼鏡を作りにいったとき、眼鏡屋の店員さんに「こりゃすごい悪いですね! よく生活できましたね!」と計測時に大声で感心されてしまったほど。
眼鏡がないと数メートル先に立っている人の顔が判別できないぐらい見えない、といえばなんとなく伝わるでしょうか。本気で「めがねめがね」ってやったことが何度もあります。

写真に映っている2つの眼鏡は、同じ眼鏡屋さんで作っていただいたのですが、お店が保管していた顧客情報によれば「2年前と比べて視力の低下はない」とのことだったので、出来ればこのまま視力には落ち着いていてもらいたいなぁと思っています。

いと よすが なりけり
2010.8.2[Mon]
いつか自分の作品の題名に使いたい、と思っている単語がいくつかあるのですが、そのなかのひとつに「よすが」という言葉があります。
「よすが」という言葉を辞書で調べると、

1.ゆかり。たより。えん。
2.夫・妻・子など頼みとする相手。よるべ。
3.物事をするのに、たよりとなること。手がかり。徒然草「餓うえを助け嵐を防ぐ―なくてはあられぬわざなれば」。「思い出の―となる」

となります。響きはもちろん、形などを含め、好きな言葉です。

「いと」は「いとおかし」でもおなじみ「とても」「極めて」というニュアンスで「なりけり」は「であった」「だった」という意味としますれば、題名の言葉は「あなたとは、こんなにも縁があったんだね」という意味合いに、感じ取っていただけたらいいな……と。

作品の題名をつける場合、まず最初に題名ありきの場合と、作品を練りながら題名を考える場合、作品が出来上がった後で題名をつける場合があるかと思いますが「いとよすがなりけり」の場合は、題名ありき、ということになります。

このサイトの名前は日本語ではありませんが、サイトのトップにもありますように、命名に関しては、言葉それ自体の意味と響きを考えて名付けました。
たとえその単語が日本語にあらず、何語であろうとも、文字に込められた意味と響き、それによる組み合わせを考える行為というものには、ある意味では魔法の呪文を考えるような楽しさがあるのかもしれません。

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