2015年04月の日記

おしらせ
2015.4.19[Sun]
気付いたら4月になっていました。驚くことに今年まだ電車というものに一度も乗っていません。基本的に家と徒歩圏内で生活をしていたっぽいです。

ありがたいことにいろいろとお知らせしたいことありますので、順番にご紹介させていただきます。

 ・ひとつめ

昨年11月にensembleさまより発売されました「乙女が奏でる恋のアリア」のファンディスク「乙女が奏でる恋のアリア・君に捧げるアンコール」が6月に発売されることとなりました。

『乙女が奏でる恋のアリア 君に捧げるアンコール』2015年6月26日発売予定


水瀬は本編から引き続いて、同作品のシナリオを担当させていただいております。本編クリア後のアフターシナリオが中心ですが、人気投票で1位となった佳様こと久遠佳のルートも収録されています。
公式サイトではいろいろな情報だけでなく、グラフィグの型紙(?)をダウンロードできたり、といった企画も開催されていますので、もし「女装主人公」というワードに興味をもたれる方がいらっしゃいましたら、公式サイトをご覧いただければと思います。可愛い女の子がたくさん出迎えてくれるかと思いますが、その中に一人男の子がいます。それが主人公です。
今回はファンディスクとともに本編も同梱されたバージョンも発売されるそうですので、本編をプレイしたことがない、という方も、この機会に遊んで頂ければ幸いです。
すでに受注が締め切られてしまいましたが、同作品では昨年末冬コミでの天承院千影に続き、城ヶ崎奏の抱き枕カバーの添い寝ボイスなども担当させていただきました。奏さんの包容力はファンタジー世界の洞窟にいてビギナー冒険者をあっさり溶かすスライムがごとしなので、もしこれをご覧になっている方で「注文した!」って方がいらっしゃいましたら、楽しみにお待ちください。

 ・ふたつめ

2015/05/10に東京ビッグサイトで開催されます「第十二回博麗神社例大祭」に、今年も参加させていただきます。スペースは「東2ホール O42a」です。委託やゲストも含めると今年で4回目。もうそんなに。
頒布予定の新作「しろくじchuボイスドラマ2・パチュリーがもっとあまやかCD」と「同・パチュリーにぐっとじらされCD」の内容に関しては、以下の特設ページをご覧下さい。



気付けばパチュリーばっかり書いていますが、今年もやっぱりパチュリーになりました。
こちらは、おかげさまで昨年好評をいただいた「しろくじchuボイスドラマ パチュリーにめちゃ愛されCD」の続編的作品です。
前回タイトルをつけるときに「またこんな作品を作りたい。…そうだ、サブタイトル的なものを用意して、次回作る時はそれに『2』ってつけよう」と考えて「しろくじchuボイスドラマ」という副題をつけたのですが、今回それが無事に実現しました。

パチュリー役には「妹ぱらだいす!2」や「乙女が奏でる恋のアリア」でもご一緒させていただいた、橘まおさま。
そしてジャケットイラストには、以前に制作されたパチュリー抱き枕を1ファンとして水瀬が購入したこともある、ぽかちゅさま。
で、企画シナリオ、それから音声編集などは水瀬が担当するという、前作「めちゃ愛されCD」とまったく同じ布陣での制作となります。

で、今回もっとも大事な事なんですが、今回はCDが『2枚(2種類)』でます。

水瀬の作品には一部例外をのぞいて「ふたりのパチュリー」が出てくる事がほぼ恒例になっていて、それぞれ性格がちょっと違います。
ざっくり言うと、
・甘えん坊だけど甘えさせてもくれるパチュリー
・ジト目の似合う淡々として悪戯っこパチュリー
のふたり。(※ひとりだけで出てくる場合、半々ぐらいのバランスに)

そもそもこれは「パチュリーを書きたい」「百合を書きたい」という2つの願いがあわさったときに「パチュリーの内面を掘り下げ、自分自身に恋をするパチュリーを書こう」と考えた水瀬が3年ぐらい前に作ったコピー本「くしゃみと恋と少女の魔法」とそれをベースに制作した「トリル-少女と少女達の魔法-」という同人誌の名残で、以後、水瀬の作品ではパチュリーふたりがわりとデフォルトです。

余談ですが、おそらくパチュリーって「幻想郷の中で人によってもってる印象が違うキャラランキング」があったらベスト5には入ってくるキャラだと思います。「図書館こもって読書してるんだからガリガリなぐらい細いはずよ!握られたい!」っいう人もいれば「むしろ運動不足でむっちりしているにきまってるでしょ!挟まれたい!」という人と思います。あとメガネかけられる率高い。
そして、それだけ様々なパチュリーがいてもどれもがパチュリーなのがパチュリーのすごいところだと思っています。こんな魅力的なキャラ、なかなかいない。

そんなわけで「今回は二人のパチュリーをそれぞれ掘り下げた作品を作ろう」と考えたのですが、それをまとめてしまうと「1つのCDの中に異なるタイプの音声作品が入ってしまう」という状況になってしまうわけです。まずここで数日悩みました。
もの凄く極端な話「陵辱本アンソロジー買ったら中にイチャラブエッチ話が入ってるじゃないかチクショウメー!」ってなことになってしまうのではないかと。
なのでいっそのこと、それぞれのパチュリーに似合う話(「愛され」よりも、さらに特化した内容)を制作して、その上でCDを2枚作って別々に頒布しよう、ということになったのです。
この方針が決まった後で『ならいっそ2枚組にしたほうがいいのでは……?』という部分でもかなり悩んだのですが、それだとやっぱり「メガネ娘本買ったらかけてない子が混ざってるじゃねぇかよ!」的なことになるのでは? と考えて断念しました。
「2枚組だよ!値段も倍だよ!」という形で頒布した結果「聞いてみたら好みにあうのが片方だけで1枚がキラキラ光るフリスビーだよぉ……」ということになってしまった場合、これは1枚分のお値段を余計に出させちゃってるわけです。そうなると申し訳ないので、2枚組もあきらめました。

当然、このような形になった以上はCDの内容や方向性がちゃんとわかるように、今年も長めのサンプルを用意しましました。本編合計70分に対してサンプル合計12分という、まさに体験版。
特設ページでも簡単に説明していますが、
「パチュリーがもっとあまやかCD」は、パチュリーにあまやかされたい人向け、です。いきなりフェラしてくれるし、添い寝もしてくれるし、二人になったトラックでも、二人ともたっぷりいーこいーこしてくれます。
対して「パチュリーにぐっとじらされCD」は、パチュリーがあなたを焦らしてくれるCDです。「もうちょっと我慢して」なんて言われたり「自分でするの」って言われてオナニーするように言われたりとかします。
前作を気に入ってくださった方はもちろん、今回初めて『しろくじchuボイスドラマ』シリーズを知ったよ! という人も、サンプルを聞き比べた上で、お好きなほうをチョイスしていただければと思います。
もちろん2枚とも手に取っていただければ嬉しいのですが、音声作品って好みのシチュを大切にされる方が多いと思うので、気になったほうだけでも楽しんでいただければ、それがなにより幸いです。

ちなみに、2枚とも聞かないと楽しめない、という要素は一切入れていません。
両方聞いたらくすっと笑える隠し要素、みたいなものもありません。それぞれが独立した作品として成立するだけのボリュームとクオリティになっていますので、その点はご安心ください。

つい長々と書いてしまいましたが、CD作品は同人誌でいう「あとがき」みたいなスペースを用意しにくいため、かわりに自身のサイトの雑記でつらつらとお話させていただきました。
はたして「しろくじchuボイスドラマ3」が作れるのかはわかりませんが、まずは今回の作品を楽しんで頂ければ、作った人間としてはなにより嬉しく思います。

なお、委託については、今年もとらのあなさまとメロンブックスさまでお取り扱いしていただけることになりました。それと以前より「もっといろいろなサイトでもDL版を購入出来るようにしてほしい」というメールをいただいていたこともあり、今年は メロンブックスDLさまだけでなく、DLsite.comさまでも取り扱いをお願いしていただく予定でいますので、こちらのほうも詳細決まり次第、Twitterなどで御連絡したいとおもいます。
それから、例大祭当日に来て下さった方のために、去年に引き続いてなにか特典をつけられないものかと考えていますので、そちらのほうも正式に決まりましたら、あらためてお知らせいたします。

※2015/04/19午後、追記。dlsite.com様にて「パチュリーにめちゃ愛されCD」の取り扱いが始まりました。


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お知らせのくせにやたら長い文章になってしまいましたが、そんなわけで、

・6月に乙女が奏でる恋のアリアのファンディスク出ます!
・例大祭ではパチュリーといちゃエロできるCD頒布するよ!

という二点、よろしくお願い致します。

今回の写真は、乙女が奏でる恋のアリア・君に捧げるアンコール、の公式サイトでDLできる乙奏グラフィグを水瀬が実際に作ってみた写真。
家にプリンターがない人も、コンビニなどを利用すれば気軽に作ることができるので、もしよかったらお試しください。


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