2017年12月の日記

2017年のこと
2017.12.30[Sat]
まず始めに、今年5月の例大祭、10月の秋季例大祭、および東方紅楼夢にて、水瀬の個人サークル「トリクルトリル」(と、委託先)に足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
人の顔を覚えるのがとことん苦手な自分ですが、年に1度とはいえ毎年参加していると「ああ、この人は前も来てくださったような…」なんて思ったりすることもありました。これってかなりすごいことです(本当に人の顔を覚えられない)
今年は新刊が5月に出せず、初めて秋季例大祭に参加した関係もあって(秋季例大祭開催日は3イベント合同開催だったりして)なかなか新鮮な感じでした。
来年5月の例大祭の参加はいまのところ諸々の事情により予定していませんが(サークル参加はあっても秋になります)引き続き、イベント参加のおりには、よろしくお願いいたします。

で。

今年の雑記はこれが最初で最後の更新となってしまいました。
毎年年末は、その年に発売された参加作品の振り返りをしていますので、今年もしたいと思います。
今年一年、水瀬がなにをしてきたのか、という記録をきちんと残しておくために。

紹介の順番は、発売、あるいは頒布した順になります。

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ひとつめは、1月より順次発売されました、ダキカノ(セカンドシーズン)。

ダキカノ〜抱きしめたくなる、いちゃラブ彼女2nd〜

ダキカノは抱き枕カバーにシチュエーションボイスドラマがセットになっている作品で、去年ファーストシーズンとして5人分のボイスドラマのシナリオを担当しましたが、今年はセカンドシーズンということで、さらに5人のヒロインを担当させていただきました。
ひとつのシリーズで合計10人も担当させていただいたわけで、これだけでもえらいこっちゃなわけで、抱き枕+音声作品、というちょっと変わった形態もあって、シナリオのほうは毎回試行錯誤と挑戦の連続でした。
セカンドシーズンは結構個性が際立ったキャラが多く、ファーストシーズンとはまた違った魅力があるかと思います。

すでに予約は締め切られていますが、今年は「ダキカノアフター」という、結婚をテーマにした後日談作品の発表もあり、こちらでも水瀬はシナリオを担当させていただきました。いちゃいちゃライフ(結婚前から新婚生活まで)が楽しめるボイスドラマということで、これまでとは構成も少し変わっていて、お嫁さんを満喫できる作品になりました。
ダキカノアフターの発売は来年ですが、ぜひお楽しみに。

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ふたつめは、6月にensembleさまより発売されました「お嬢様は素直になれない」

『お嬢様は素直になれない』2017年6月23日発売予定!!

ここ数年ensemble作品というと女装主人公の乙女シリーズに参加していましたが、今作はそうではなく、いわゆるお嬢様シリーズということで、これまでのensemble参加作品とは違ったテイストとなっています。
初めてのお嬢様シリーズということで、実際の制作にはいろいろと苦労などもありましたが、その分喜びもあったりして、これもまた思い出深い作品となりました。
個人的に好きなシーンというか会話でいうと、ツンデレ風林火山がお気に入りです。はい。
なお、この作品はアフター(ファンディスク)の発売が決定していて、それが2018年3月を予定しています。
すでに公式サイトもオープンしています(本編同梱版もあります)ので、興味を持たれた方は、ぜひチェックしていただけると幸いです。

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みっつめは、7月にま〜まれぇどさまより発売されました「お家に帰るまでがましまろです」

ま〜まれぇど新作第11弾『お家に帰るまでがましまろです』

2015年に発売された「PRIMAL×HEARTS2」に引き続いて、ま〜まれぇど作品へのシナリオ参加となりました。今回も前回に引き続いて、店舗特典のドラマCDの脚本もすべて担当させていただいてます。
今作は洋菓子(ケーキ)屋さんが舞台、ということもあって、書いていて「イチャラブあめぇわケーキあめぇわ糖分まみれだな!」なんてことを思っていたような気がします。もちろん、エッチなシーンもたくさん書きました。

なお、今作の初回製造分特典の『アリスティアらぶらぶアフター』でも、一部シナリオを担当させていただきました。
もこもこさんはもこもこ可愛い。

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よっつめは、10月に参加したイベントで頒布した水瀬の個人サークル「トリクルトリル」の音声作品「パチュリーとねんねの薬」



はい。毎年おなじみとなりつつある、パチュリーだらけの音声作品、その第4弾(都合6作品目)です。
今年は仕事の都合もあって、早い段階で5月の例大祭サークル参加を諦めたのですが、その後、イラストを担当してくださっている、ぽかちゅさんから委託のお誘いがあって、既刊委託&売り子という形でイベントには参加したんです。
そこで「新作ないんですか?」「新作楽しみにしてますね」という温かいお言葉をいくつも頂戴して「こりゃやっぱ作らなくちゃいかん」なんて思い、秋季例大祭にあわせて制作した作品になります。
実際にはかなりの突貫工事で、いつもであればプレスCD+収録時間70分を目標とするところを、出来上がったのはCD−Rに収録時間55分というものでした。ほんと、いま思い出してもよく出せたもんだと思います。
ただ、内容的には好評いただいているようで、次も期待しているという感想ですとか、秋季例大祭の翌週の東方紅楼夢に、わざわざ再び足を運んでくださった方がいたりとか、なんかもう本当に「ああ、パチュリー好きで良かった、音声作品続けててよかった」みたいな幸せを、いつにも増して感じさせてくれた作品となりました。

最初はジャンルづけを迷っていたんですが、DL販売をするにあたって「オナニー奨励作品」としました。推奨だと「人に勧める」という意味になりますが、奨励だと「強く勧める」「勧め励ます」となります。
これまでの作品は手コキやフェラをしてもらうことが多かったんですが、この作品は「あなたのオナニーを見せて?」というのがテーマです。だから、思いっきりおちんちんをシコシコしてもらえれば本望です。
相変わらず本番行為がなく、コキや囁き、リップ音に傾倒している内容ですが、興味をもったらサンプルをお聞き頂けるだけでも幸いです。

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いつつめは、12月にhibiki worksさまより発売になりました「なちゅらるばけーしょん」

『なちゅらるばけーしょん』を応援しています!


夏休み! 田舎! 女の子! 甘酸っぱい! いちゃいちゃしてやる!
そんな明確なコンセプトがメインビジュアルからビシビシと伝わってくる作品。発売は真冬ですが、実際に執筆していたのは夏でした。
ヒロインのふたり、遥も柚季もどちらも可愛い子で、女の子同士のやりとりを書くのが好きな自分からすると、にっこにこしながら書いていたシーンが多かったような気がします。こんな子が居たら、さぞ人生も色鮮やかなものになっていただろうに…。
原画の浅海朝美先生とは「乙女が彩る恋のエッセンス」でご一緒しており「またご一緒できるやったー」と喜んでいました。すでにご一緒したことがある原画さんやライターさんと、別のブランドで偶然ご一緒させていただくというのはなかなかにレアケースだと思います。
また、シナリオライターである中島先生とご一緒できたことも、自身にとってはかなりでっかい出来事でした。もうひとりのライターさんが中島先生だって知って「……え? マジで?」って素で反応していたぐらいなので。

ゲーム自体はすでに発売されていますが、今後アペンドとして、さらにエピソードが配信される予定になっています。そちらのほうもお楽しみにしていただければ幸いです。

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今年関わった作品は以上となります。
今年もたくさんの作品に携わることができて多幸であると同時に、携わった方々や、なによりも購入したり聞いてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

っていうか今年も音声作品多いな! ほんとな!

2018年は、すでに記事内でお話した「お嬢様は素直になれない〜大好きをキミだけに〜」や「ダキカノアフター」の他に、まだお話出来ないものの、すでに動き始めている企画がいくつかあります。
情報公開はまだ先になりますが、お話出来る段階になりましたらTwitterなどで告知をさせて頂く予定です。

昨今はこうした個人のwebサイトを所有している人も減り、最終更新日をみたら3年前、なんてサイトも増えてきました。
水瀬の場合は、仕事依頼や感想などに関しては当webサイトのメールフォームからいただくことも多いため、こちらのサイトは更新頻度は低くとも、更新自体は続けていきたいと考えています。
自分としても、依頼する側に立って考えた場合、仕事履歴などが閲覧できる個人用のサイトってあったほうが参考にしやすい、というところもありますので、とくに仕事関連については定期的に管理していくつもりです。

とはいえ、この雑記部分についてはTwitterで代用出来ることも多く、実際に今年の更新は今回1度きりとなってしまいました。
ただ、フォローしている人のタイムラインを埋めることなく、自分の好きなことを好きなだけ書ける「個人用サイト」というものは、大切にしてきたい所存です。移設前から数えれば、すでに15年近くも続けていることですから。

というわけで、今回画像は、自分が2017年に関わった作品の記念撮影写真。
来年も引き続き、自分のペースで頑張っていきたいと思います。


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