2018年12月の日記

2018年のまとめ
2018.12.29[Sat]
まず始めに、今年も例大祭、および紅楼夢にて、水瀬の個人サークル「トリクルトリル」に足を運んで――

参加してない!!!!

というわけで、今年は諸々の事情があり、2013年よりサークル参加を続けていた東方のイベントに不参加でした。ゲスト参加もなかったので、本当になにもなかった形です。
去年の総括雑記にも書いたのですが、イベントって想像以上に活力と刺激をいただける場所であり、とても大好きです。「参加するならば新作(新刊)を用意したい」という気持ちがあったため、スケジュールの都合などから早期に参加を断念しましたが、『ドラマCD(音声作品)を自分の好きに作る』というのは、モチベーションの面でも大切だったのだなと実感しました。
2019年こそはまたなにか、と思っていますが、現時点ですでにスケジュールが結構埋まっている状態なので、来年もちょっと未定になります。東方に限定せず、なにがしかの形で音声作品を作りたいとは考えていますので、もしもそれが実現できるようであれば、お知らせ出来れば幸いです。

で。

今年も結局一度も雑記を更新することはありませんでしたが、年末に関わった仕事や来年以降の予定まとめをずっとずっと続けていますので、今年も変わらずにまとめておきたいと思います。

紹介の順番は、それが販売=世に出た順となります。

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ひとつめは、1月に発売(発送)されました「ダキカノアフター・隈川由紀」

ダキカノ〜抱きしめたくなる、いちゃラブ彼女〜

ずっとシチュエーションボイスシナリオを担当していたダキカノシリーズ。現在はサードシーズンが始まっていますが、こちらはファーストシーズンのアフター。
抱き枕のボイスのアフターってよく考えるとすごい。内容も結婚を意識したものになっていて、プレミアムボイスバージョンだと、結婚式の誓いの言葉をかわしたりします(もちろんお名前を呼ばれて)
ウェディングドレス姿の絵柄にあわせて、エッチの内容もそんな感じになっていたりとか、ダキカノアフター=ダキカノウェディングといった内容の作品となっております。

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ふたつめは、3月にensembleさまより発売されました「お嬢様は素直になれない〜大好きをキミだけに〜」

『お嬢様は素直になれない〜大好きをキミだけに〜』

こちらは2017年6月に発売された同作品のファンディスクとなります。
本編クリア後のアフターストーリーということで、いちゃいちゃありいちゃいちゃありいちゃいちゃありでいちゃいちゃしかしてねぇ! みたいな状況になっていたような気がします。
本編で人気を獲得したサブヒロイン、若葉さんのシナリオも収録されています。ああいう飄々としているキャラはデレたときが可愛いなってしみじみ思います。甘やかしヒロインに甘やかされたい。

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みっつめは、10月よりDMMにてサービスが開始されましたtencrossさまの「アートワール魔法学園の乙女たち」

『アートワール魔法学園の乙女たち』

水瀬初のブラウザゲームのシナリオになります。なんと基本無料で面白い話が読めちまうんだ。
この作品、参加することが決まって設定資料などを拝見したときに「これ面白い」って思っていて、書いている間も楽しくて、早くサービス始まらないかなって首を長くして待っていたタイトルです。
スタミナが時間で回復しなかったり、キャラを獲得する方法がガチャじゃなかったり(厳密にはガチャで獲得したポイントも使えますが、そのポイントはイベントやログインボーナスでも貰える)と、従来のソーシャルゲームとはひと味違うシステムですが、その分、好きなキャラのシナリオを楽しむということにかけては、かなり手軽かつ本格的な作品となっています。
ガチャで引かないとシナリオが楽しめない! なんてこともないため、とってもオススメできるタイトルです。
ちなみに錬金システムによる装備錬成は相当な沼なのでご注意ください。ヤバい。

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よっつめは、11月にensembleさまより発売されました「乙女が結ぶ月夜の煌めき」

『乙女が結ぶ月夜の煌めき』

ensembleさまには、いわゆる「お嬢様モノ」と「女装モノ」という2つのラインがありますが、こちらは女装モノ。水瀬としては「桜舞う乙女のロンド」「乙女が奏でる恋のアリア」「乙女が彩る恋のエッセンス」ときて、4作目の女装モノになります。
女装モノは語るに多くの言葉はいらなくて、主人公可愛いって気持ちを胸に抱いて書いていることが多いです。
それでも「ただ可愛いだけ」にならないように、時に凜々しく格好良い姿=見せ場があるように、というのも心がけている点のひとつです。だって彼女は彼であり、だからこそ可愛いのです。
格好良い。だから可愛い。可愛い。つまりおちんちん可愛い。

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今年参加したタイトルは以上となります。
厳密には今年発売ではないんですが、配信された時期が今年だった、という扱いで言うと、なちゅらるばけーしょんのアペンドシナリオが今年の頭になります。
全部で3回配信されましたが、どれも、ええ、どれも好きです。夏って素晴らしい。
あと名前こそクレジットされていませんが、今年はいくつかの作品を影ながらお手伝いさせていただきました。こそこそっと。

なお、2018年末時点で発表されている2019年発売タイトルとして、
まぁまれ〜ど様の最新作「スタディ§ステディ」に、シナリオ担当として参加しています。
こちらの情報については、メーカー公式サイトやTwitterなどで確認していただければ幸いです。
また、この作品以外にも何作か発表されるタイトルがありますので、そちらもお楽しみにしていただければと思います。

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実は2018年は「ちょっとのんびりしよう」と思っていて、最初は予定もゆるめに組もうと思っていたのですが蓋を開けてみたらなんか忙しい1年でした。毎年いつもそう。
冒頭にも書きましたが、今年は個人でイベントにサークル参加することが出来ませんでした。というか、仕事も含めて1回も上京しなかったのは、6〜7年ぶりとかそのぐらいです。つまりは、それだけバタバタしていたということになるんですが。でも、忙しいのはライターとしてありがたいことです。

数年前、ある方から「ラノベに興味ないの?」と言われたことがあって、そのときは「エロが好きなんで(エロゲのライターがいいです)」なんて言いましたが、今でもそれはあまり変わっていません。
でも、自身の原点(出発点)ってゲームシナリオではなく小説なので、いつかそういった作品も書けたらいいよな、と最近思うようになりました。なかなか機会はありませんけど、たとえば、自身の作品のノベライズとか、そういう機会があったらいいよなぁと。
夢は見るところから、目標は立てるところからがスタートですので、漠然とでも、そういった気持ちを胸に抱きながら、2019年もいろいろと頑張っていければと思います。

(自分にしては)わりと音声作品少なめな年になったので、来年はそういうのもちょっと頑張りたいところ。

画像は今年夏に撮影した、うちのそれなりに近く。たんぼ。なちゅばけっぽいですね。
しかし私は花粉症(イネ)なのです。


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