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2022年も残りわずかとなりました。今年あったことは今年のうちに、ということで、こちらにて諸々まとめたいと思います。 ----- ひとつめ。 ensembleSWEETさまの「乙女とふれあう、ひとつ屋根の下」 ![]() ensembleといえば乙女シリーズ。乙女シリーズといえば、女装主人公。 ということで本作も、主人公が女装をして女の子たちと生活をしながらなんやかんやあるゲームになっています。 本作は、企画からシナリオまで水瀬が担当させていただきました。単独でのシナリオは直近だと「リケーション」がありましたが、企画も、ということになると、実に9年ぶりです(前回は「へんたいイニシアチブ」) ensembleの乙女シリーズの主人公といえば、多少のイレギュラーはあるにせよ、基本的には「お嬢様女学園に学生として女装潜入」という展開でしたが、本作の主人公である尚文くんこと菜桜さんは、学生ではなく「学生たちをお世話する寮母さん」というポジションでの潜入になっています。 尚文くん自身も学生ではなく小説家としてデビューしているため、そのあたりもちょっと珍しい形になっています。 ありがたいことに、ロンド以降、乙女シリーズには数多く携わらせていただいて、そう言ったなかで積み重ねてきたものや、やりたいと思っていたことを、組み上げて作り上げたものになります。 乙下は、思い入れがぎゅっと詰まったゲームになっているため、思い入れがありすぎて語りたいことがありすぎるけど語り出すと止まらないから語れない感じになっています。ヒロイン3人とシェアハウスのような女子寮で暮らす、というこぢんまりとした感覚も含めて、とても気に入っています。 お話の舞台として「学生寮」ってとても好きなので「学生寮」で1本作品が作れたのは、とても幸せなことだと思います。 ちなみにネットで拝見した乙下の感想の中で「おおー…」って思ったのは『主人公に3つの名前(立場)があって、ヒロイン3人がそれぞれに対応してうまくまとまっていた』というものでした。言われてみれば確かに。 ----- ふたつめ。 自サークル、トリクルトリルの「おしえごカノジョ」 ![]() 水瀬がやってる個人サークル「トリクルトリル」の5年ぶりの音声作品になります。正確には来年発売なんですが、すでに告知しているので、こちらのほうに。 この雑記で毎年「今年こそは〜」「今年こそ〜」と言い続けていた音声作品。企画自体は2年以上前から動いていて、その時点で、イラストは浅海朝美先生、声は橘まおさんに依頼を打診しており、どういった作品にするかもふんわりと内容を固めていました。そして、なにかしらのイベントで、CDを作って頒布しようとも考えていました。 しかし、2020年に新型コロナが発生。コミケなどのイベントが中止になるなど、同人活動をする上での環境ががらりと変わったことなどもあって、思うように作業が進まなかったりもして、実質、棚上げ状態になっていました。昨年の雑記に書いていたように私事で色々あったりなど、そのあたりの影響も色濃く、同人活動は後回しになっていたのが実情です。 2022年の春には色々と落ち着いて、夏頃にリリースをしようと考えて動き始めた矢先、またもや私生活でいろいろとあって再び身動きがとれなくなってしまって、気付いたら年末が近づいてきてしまって。 忙しさを理由に後回しにし続けると永遠にリリースできないと「どんなことがあっても年内に形にする」と、少しずつ作業を進めていって、今回のリリースとなりました。 コロナ渦でリモートワークが増えて、いろいろな人と音声で通話する機会が増える中で「そういう音声作品があってもいいのでは」という思いも芽生えた結果「スマホで通話する」というシチュエーションをメインに組み立てています。 すでにサンプルが公開されていますが、今回は5年ぶりの新作ということで、バイノーラルで収録をしたり、効果音を足してみたりと、昨今の基準にあわせたものを制作しています。 『オリジナルの音声作品を作る』のは目標のひとつだったので、それを浅海先生、橘まお様という斯様に豪華なスタッフで制作できて大変嬉しい。 トリクルトリルはあくまで同人活動なので、企画の根っこは「好きなモノを作る」という部分は昔から変わりません。 「気を許している女の子とだらだら長電話(長通話)」というのは個人的に好きなシチュエーションなのですが、それだけで音声作品を作るのも中々難しいので、今作は「通話シチュ半分(相互オナニー含む)」と「実際に会っているシチュ半分(出会いと初エッチ)」という形になりました。 そのうち、女の子同士がだらだら会話してるだけの音声作品とか、そういうの作れたらいいなと思います。そういうの好きなので。 ----- 2年前の雑記にて『声優、月野きいろ様のついきゃすで、乙女が奏でる恋のアリアの主人公いずみちゃんの誕生日を祝う企画があった』という話を書きましたが、年を重ねて3回目となった今年の生誕祭では、僭越ながら水瀬がお邪魔させていただくこととなりました。ありがたし。 予定2時間のはずが50分近くオーバーするほどにあれやこれやとお話させていただいてしまって、当日見守ってくださった方や、アーカイブをご覧になってくださった方は、あらためてありがとうございました。 ちなみに、シナリオライター水瀬拓未として、ああいった「お話をする場」にお邪魔するのは、実は今回で9年半ぶり2回目で。 9年半前はどういう機会だったのかといえば、知る人ぞ知る「moonstone裏放送局」のゲストにお招きいただいたのでした。 あちらは生配信ではなく収録で、結構緊張した記憶があるんですが、今回は自宅からリモートでお邪魔したこともあって、比較的ゆるっとお話できたので、そこはとても助かりました。 ムックや雑誌のインタビューを受けたりだとか、メーカー公式ブログでコメントを書かせていただいたりだとか、こういった機会を頂けると「恐れ多いな」と思う反面、「やっぱり嬉しい」と思ってしまう人間です。 昔、とあるクリエイターさんに「水瀬さん作品愛ありすぎ」と言われたことは私の誇りであったりするので、今後も作品愛を大切にしていきたい所存。 とはいえ、発売した作品を愛していただくことも至上の喜びであり、作った側の人間以上に、遊んでくださっている方々の方が、愛は溢れているものだと常々思っています。 2年前に抱負としてあげていた「優しくねじ曲げる」ですが、あるいはその目標は「乙下」の菜桜さんによって達成できている可能性があるのではないかなと思わないこともないのかもしれないこともないかもしれません。かまいたち。 そんなわけで、来年も頑張っていきたいと思います。 今年の画像は「作った人間自ら複数買いした乙下とその店舗特典」になります。ミドルプライスでなければ致命傷だった…。 ちなみに乙下は、複数本数購入の最高記録となりました。 2位は「妹ぱらだいす2」の5本。 3位は「お家に帰るまでがましまろです」「デーモンバスターズ」の4本。 2位と3位は自分が関わったドラマCDを揃えたかったから、という理由だったんですが、今回はそういうこともなく、純粋に欲しかったからでした。 ![]() |
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2021年も残りわずかということで、今年あったことは今年のうちに、雑記という形で、まとめておきたいと思います。 ---- ひとつめ。 みるくふぁくとりーさまの「もっと!孕ませ!炎のおっぱい異世界 超エロサキュバス学園!」 ![]() おっぱい!! 美少女ゲームをプレイしている人ならば、きっと一度は耳にしたことがあるシリーズの最新作。出てくる女の子がみんなおっぱいでおっぱいがいっぱいなぱいぱい作品にシナリオライターとして参加させていただきました。 主人公がオープンスケベな作品って書いていて楽しい(体力も消費する)のですが、こちらもその例に漏れず、楽しい作品であると同時に、ライターとしても色々な面で勉強になった作品でもありました。 おっぱいに興味がある方はぜひチェックしていただければと思います。 ---- ふたつめ。 ランプオブシュガーさまの「まどひ白きの神隠し」 ![]() ケモミミ!! ケモミミという単語に反応しちゃう人にとっては馴染み深いメーカー様であろうランプオブシュガーさまの最新作。水瀬は一部シナリオとして参加させていたきました。 こちらの作品、個人的にご一緒したいと思っていたライターさんばかりで、携わることが決まったときから「すげぇことになった」と、ある意味、戦々恐々していたタイトルでした。サイヤ人に囲まれている地球人的なやつです。 ケモミミに興味のある方はぜひチェックしていただければと思います。 ---- みっつめ。 ensembleさまの「星の乙女と六華の姉妹」 ![]() おちんちん!! 前回参加した「乙女が結ぶ月夜の煌めき」(同FD)から、約2年半ぶりとなりました、ensembleさまの女装主人公タイトル(通称乙女シリーズ)の最新作。 とある理由から女装をして女学園に潜入することになってしまった、というお馴染みの導入部から展開される本作は、アイドルを育成する学園が舞台となっており、これまでのシリーズとはひと味違った? 展開となっています。 女装主人公に興味のある方はぜひチェックしていただければと思います。 ---- ちょっと例外ですが、補足的によっつめ。 Lily Spinelさまの「ツユチル・レター〜海と栞に雨音を〜」 「ツユチル・レター〜海と栞に雨音を〜」 こちらは、steam等、DL系サイトにて販売されている「あなたを好きになっていく百合恋愛ADV」となっております。 そう、百合です、百合。百合なんです。百合。 企画・シナリオは、あの御厨みくり先生。今回、ご縁があって、シナリオチェックとEDムービー制作として携わらせていただきました。 これがもう、とっても素敵な作品なので、百合が好きという方はもちろん、ちょっと興味があるかも……なんて方にも、ぜひプレイしていただきたい内容となっています。 ---- 今年は以上3本+1本、という形になりました。 去年の雑記にもちょこっと書きましたが、シナリオというのは執筆してから実際にそのゲームが発売されるまでタイムラグが発生するので、今年は去年携わっていたタイトルが、上半期に登場した感じです。 女装主人公作品に参加することが出来たのも嬉しかったです。 ------ 毎年ここで触れていて、結局出せていない「音声作品」ですが、今年も形にすることは出来ませんでした。申し訳ありません。 実は、2021年は年が変わって早々に私事で大変大きな出来事があり、それが年間を通して様々なところに影響を与えてしまった、という事情があるのですが……私事にトラブルを抱えていても成すべき事を成している方はいますので、それはそれ、これはこれ。 来年こそは、という気持ちは胸に秘めつつ、音声作品自体の企画は、なんとか形にしたいと思っている次第です。 ------ 生まれてからこれまで生きていて、いろいろなことを覚えたり、いろいろな人と出会ったりして「人生っていうのは足し算だな」なんて思う機会も多かったのですが、ここ最近は、すべきことを取捨選択しなくてはいけなかったり、出会いと同じように別れもあったりで、引き算する機会も増えてきました。 来年は、引き算よりも足し算を多く出来る年でありますように。 画像は、今年の後半なんかめっちゃ食べてたビスコのいろんな味。包み紙? が綺麗だったので、集めていたらちょっと戦隊物っぽい感じになったので記念にとった1枚です。 というわけで、来年もよろしくお願いいたします。 ![]() |
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気付けば今年も終わりです。いろいろあった2020年、やっぱりこの雑記の更新は年末だけになってしまいましたが、年末だけは自戒の意味も含めて、やっていきます。 ---- ひとつめ。 + ドダメ屋さん2号店 さまの 「後ろで百合カップルっぽい娘達がイチャラブ会話してるだけ」 こちらの音声作品、水瀬が企画したものではなく、ご依頼があって参加した形となっております。 喫茶店で仲睦まじい女の子が普通の会話を喋っているだけ、という内容で、普通に聞くだけでなく、移動中や休憩中、はたまたゲームのレベル上げなんかの後ろで流しておく、みたいな感じで聞いていただければ幸いです。 制作にあたっては「何度も繰り返し聞ける=繰り返し聞くのが負担にならない内容」であることに配慮しつつ、ループでの再生を見据えて「最後まで聞いたあと最初に戻っても、話が繋がる=無限ループできる」内容になっています。 水瀬自身はTwitterのプロフィールにもあるように、百合作品が好き、音声作品が好き、なわけですが、自分自身で企画した形ではない「百合・音声作品」に参加したのはこれが初めてだったので、ご依頼いただいた時は大変嬉しかったことを覚えています。 サンプルもありますので、気になった方はチェックしてみてください。 ふたつめ。 hibiki worksさまの「Re CATION 〜Melty Healing〜」 ![]() 説明不要の人気シリーズ、ケーションシリーズの最新作。水瀬としては、初めての「フルプライスでの単独ライター作品」となりました。※ちなみに、ロープライス作品では2作あります(うち1作は企画からすべて担当) いわゆる共通ルートも、各ヒロインの個別ルートも、発売後に配信されたアペンドシナリオも、すべて水瀬が書いています。他にも、ゲーム発売前のbugbugにてインタビューを掲載していただいたりもしました。 「癒やし」をテーマとした今作、それぞれのヒロインごとに違った「甘やかし」であったり「包容力」であったり「庇護」であったりをヒロインごとの特色を交えて描写するのは、苦労も多々ありましたが、楽しさはそれ以上であったと断言できます。 今年は以上2本で、リリースされた商業作品は1本。 シナリオライターとしてデビュー以後、関わった商業作品が年間1本というのは、実に2011年以来のことです。 (ちなみに2011年は「妹ぱらだいす!」のみ) ですが、これは別に仕事が少なかったからだとかそういうことではなくて、単純に作業スケジュールの関係です。 シナリオ作業というのは、ゲーム制作の工程において、基本的に早めに完成していなくてはいけません。 シナリオが未完成であれば音声収録できませんし、どういう話か決まっていなければ絵を発注することもできません。 そのため、シナリオを書き終えてから実際に作品がリリースされるまで半年〜1年ぐらい期間が空いてしまう、なんてことも珍しいことではありません。過去最高で、長いもので5年以上経ってから、とかありました。 そんなわけで「Re CATION」の作業が終わった以降、今年2020年にシナリオライターとして参加(=作業)していた作品が、来年リリースされます。 そのうちの1本が、2020年12月28日現在、すでに公式サイトがオープンしていますので、ご紹介。 みるくふぁくとりーさまの「もっと!孕ませ!炎のおっぱい異世界 超エロサキュバス学園!」です。 ![]() 絵とタイトルだけでピンと来た方も多いかと思いますが、みるくふぁくとりー様の最新作に、今回シナリオとして参加させていただきました。 いろいろな部分がビッグなスケールの本作、4月発売予定ということで、現在予約受付中となっております。 Twitter&応援バナーキャンペーンが開催中ですが、来年にはTwitterフォロー&リツイートキャンペーンも実施されるとのことなので、是非興味のある方はおっぱいいっぱいたっぷたっぷしていただいて、股間のご子息ともども元気いっぱいで待機していただければ幸いです。ぱいぱい。 ------ 去年この雑記にて「来年こそオリジナルボイスドラマを作る」と宣言していたくせに、今年はなにも形にできませんでした。 が、動いてはいるので、それをしっかり形にして来年中には皆様のところへお届けできればと思います。 いろいろと考えながら作っていった結果「自分は何がしたいんだ」みたいなことになって1から作り直したりしていますが、同人活動においては「自分が作りたい物を作る」という部分を忘れないように活動していきたいなと思います。 好きなモノを、好きなだけ、好きなように。それに興味をもったり、共感してくれた人が楽しんでくれれば、結果としてそれがなによりも嬉しい。 それが、同人活動というものだと思っていますので。 ------ 好き、といえば。先日、声優の月野きいろ様のついきゃすにて「乙女が奏でる恋のアリア」の主人公、塚原いずみ/和泉司ちゃんの誕生日を祝う特別回がありました。 メーカーサイドに許諾を貰っている企画である、ということや、綾香役の円志乃様がゲストということもあり、水瀬もススッとお祝い&裏話ましゅまろを投げたりしたのですが、6年前(前述のように、シナリオを作るのはゲーム発売より半年以上前なので、シナリオを執筆していた時期で考えれば7年前)のゲームが、今もここまで愛されているんだなと思うと、この作品を自身の代表作のひとつとして数えている者として、万感胸に迫るものがありました。 ゲーム制作裏話というのは、それこそどんな作品であれ枚挙にいとまがないものですが、外注=フリーランスという立場である関係上、契約やら守秘義務やらあって、基本的に話す機会というのはありません。(例えば、水瀬個人がTwitterでたまにそういう制作秘話的なものを呟いたりする場合は、事前にメーカーサイドに確認をとっています) そういった事情もある中で、6年越しに乙奏のちょっとした裏話をメーカー様の許諾をいただいた上でお漏らしできたことや、音声収録時の裏話を聞ける機会が得られたことは、素直に「すごい……」という感想しかありません。 Twitter上で呟いた、来年の抱負「優しくねじ曲げる」は、上記配信内にて出ていたワードですが、自身の携わった作品に少なからず影響を受けた(性癖含む)といった感想をいただいたり、ネット上で目にしたことが何回もあります。 今後もシナリオライターとして、そういった作品に携われるように、シナリオを生み出せるように、たくさんの「好き」を紡げるように、さらなる精進をしなくては――――、 そんなふうに、気持ちを新たにした次第です。 というわけで、来年もよろしくお願いいたします。 ![]() |
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今年も雑記を更新しないまま1年が過ぎましたが、年末のまとめだけはやっておかないといよいよダメになってしまう、と思って更新することにしました。 --- さっそくひとつめ、というこで、ひとつめは今年もダキカノ。 ダキカノアフター「宮内千鶴」と「乃木坂舞」 ![]() ![]() 発売時期的には、4月と12月ですが、ダキカノアフターふたつセットでトップバッターでご紹介。 ダキカノに関してはずっと長くやらせていただいているシリーズということもあって、あなたのお嫁さんになっちゃうアフターシリーズは、シナリオ制作中は「娘が嫁いでいくお父さんの気持ち」とはこんな感じかも……なんて思ったりもしました。 『寝取られよりも娶られを』(2019年、密かに自分の中で流行っていた標語) --- ふたつめ。 ensembleさまの「乙女が結ぶ月夜の煌めき Fullmoon Days」 ![]() お馴染み女装主人公があれやこれやな乙女シリーズより2018年に発売された「乙女が結ぶ月夜の煌めき」のファンディスクとなります。 乙女シリーズにシナリオ参加しているときは、だいたい女性(ヒロイン)視点から「主人公くん可愛い」って思いつつ書いていることが多いです(似たような事は去年の雑記でも書きました。つまり毎回思っている) なお、同作発売時に発売された藤咲渚の抱き枕カバー特典のシチュエーションボイスの脚本を担当させていただいてます。 渚さんといえばシチューですが自分もシチューは大好きです。弱火で煮込むように甘やかされたいものです。でもたまには頭が沸騰しちゃうようなのもお願いしたい。 --- みっつめ。 ま〜まれぇどさまの「スタディ§ステディ」 ![]() プラハ2、ましまろに引き続いて、3作目の参加となりました。 ラブレターシステムのお話を聞いたときは「おお……」って思ったものです。 冬を舞台にしたゲームへの参加ってかなり珍しくて(だいたい夏〜秋が多い)そういう部分でも新鮮でした。 悠羽先輩といえば個人的にはタイツですが、タイツは見てよし触ってよし被ってよし嗅いでよしと実に万能だと思います。 個人的には黒タイツだと130デニールあたりが好きです。 なお、同作品の店舗特典ドラマCDでも、シナリオとして参加させていただいています。 --- よっつめ。 MOONSTONE Cherryさまの「セックスオープンワールドへようこそ!」 ![]() 説明に3行もいらないタイトルが男前すぎる作品。 MOONSTONE Cherry作品へのシナリオ参加は、デモバス以来約5年ぶりでしたが、シナリオ的にはこれまでと同じようにエッチしてエッチしてエッチしてイチャイチャしてエッチしてな感じなものになったなと思います。 孕ませ! がテーマな部分もあって、シーンのほとんどが本番中出しが多いのも、この作品の特徴だと思います。このあたりはデモバスや妹ぱらシリーズとの違いかもしれません。 こちらの作品でも、店舗特典ドラマCDのシナリオを担当させていただきました。 --- 駆け足で振り返りましたが、おそらく今年はこんな感じだったとかと思います。 他にも細々したところで言うと「なちゅらるばけーしょん」を収録した「ALL×CATION」が発売されたが今年の4月になります。 「なちゅばけ」は個人的にめっちゃ思い入れのある作品なので、「ALL×CATION」はにっこにこしながら予約して買いました。夏が来るたびに遊んでもらえる、そんな作品になっていたらいいなぁと思います。 で、そんな「なちゅらるばけーしょん」を発売したhibiki worksさまより「Re CATION 〜Melty Healing〜」というタイトルが発売 されます。 こちら、正式なサイトのオープンは来年になりますが、すでに発表されていますように、水瀬がシナリオとして参加させていただいています。 こちら、続報を楽しみにお待ちいただけますと幸いです。 --- 今年は1月と7月に関東で開催されたライター勉強会に参加させていただいて、いろいろと勉強になりました。 ご一緒させていただいたけれど、会ったことがなかった方とお話しすることができたりだとか、勉強会を切っ掛けにちょっとお話させていただくようになった方とか、いろいろ刺激を分けていただけて、本当にありがたくてありがたさがありがたかったです(語彙力) 同業の方とお話させていただけると本当に元気になれるのだなってしみじみ感じました(京都暮らしなので基本機会がない) 来年こそはオリジナルボイスドラマを作れたらと思っていますので、もしも形になれば、そのときはよろしくお願いします。 ![]() |
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まず始めに、今年も例大祭、および紅楼夢にて、水瀬の個人サークル「トリクルトリル」に足を運んで―― 参加してない!!!! というわけで、今年は諸々の事情があり、2013年よりサークル参加を続けていた東方のイベントに不参加でした。ゲスト参加もなかったので、本当になにもなかった形です。 去年の総括雑記にも書いたのですが、イベントって想像以上に活力と刺激をいただける場所であり、とても大好きです。「参加するならば新作(新刊)を用意したい」という気持ちがあったため、スケジュールの都合などから早期に参加を断念しましたが、『ドラマCD(音声作品)を自分の好きに作る』というのは、モチベーションの面でも大切だったのだなと実感しました。 2019年こそはまたなにか、と思っていますが、現時点ですでにスケジュールが結構埋まっている状態なので、来年もちょっと未定になります。東方に限定せず、なにがしかの形で音声作品を作りたいとは考えていますので、もしもそれが実現できるようであれば、お知らせ出来れば幸いです。 で。 今年も結局一度も雑記を更新することはありませんでしたが、年末に関わった仕事や来年以降の予定まとめをずっとずっと続けていますので、今年も変わらずにまとめておきたいと思います。 紹介の順番は、それが販売=世に出た順となります。 --- ひとつめは、1月に発売(発送)されました「ダキカノアフター・隈川由紀」 ![]() ずっとシチュエーションボイスシナリオを担当していたダキカノシリーズ。現在はサードシーズンが始まっていますが、こちらはファーストシーズンのアフター。 抱き枕のボイスのアフターってよく考えるとすごい。内容も結婚を意識したものになっていて、プレミアムボイスバージョンだと、結婚式の誓いの言葉をかわしたりします(もちろんお名前を呼ばれて) ウェディングドレス姿の絵柄にあわせて、エッチの内容もそんな感じになっていたりとか、ダキカノアフター=ダキカノウェディングといった内容の作品となっております。 --- ふたつめは、3月にensembleさまより発売されました「お嬢様は素直になれない〜大好きをキミだけに〜」 ![]() こちらは2017年6月に発売された同作品のファンディスクとなります。 本編クリア後のアフターストーリーということで、いちゃいちゃありいちゃいちゃありいちゃいちゃありでいちゃいちゃしかしてねぇ! みたいな状況になっていたような気がします。 本編で人気を獲得したサブヒロイン、若葉さんのシナリオも収録されています。ああいう飄々としているキャラはデレたときが可愛いなってしみじみ思います。甘やかしヒロインに甘やかされたい。 --- みっつめは、10月よりDMMにてサービスが開始されましたtencrossさまの「アートワール魔法学園の乙女たち」 ![]() 水瀬初のブラウザゲームのシナリオになります。なんと基本無料で面白い話が読めちまうんだ。 この作品、参加することが決まって設定資料などを拝見したときに「これ面白い」って思っていて、書いている間も楽しくて、早くサービス始まらないかなって首を長くして待っていたタイトルです。 スタミナが時間で回復しなかったり、キャラを獲得する方法がガチャじゃなかったり(厳密にはガチャで獲得したポイントも使えますが、そのポイントはイベントやログインボーナスでも貰える)と、従来のソーシャルゲームとはひと味違うシステムですが、その分、好きなキャラのシナリオを楽しむということにかけては、かなり手軽かつ本格的な作品となっています。 ガチャで引かないとシナリオが楽しめない! なんてこともないため、とってもオススメできるタイトルです。 ちなみに錬金システムによる装備錬成は相当な沼なのでご注意ください。ヤバい。 --- よっつめは、11月にensembleさまより発売されました「乙女が結ぶ月夜の煌めき」 ![]() ensembleさまには、いわゆる「お嬢様モノ」と「女装モノ」という2つのラインがありますが、こちらは女装モノ。水瀬としては「桜舞う乙女のロンド」「乙女が奏でる恋のアリア」「乙女が彩る恋のエッセンス」ときて、4作目の女装モノになります。 女装モノは語るに多くの言葉はいらなくて、主人公可愛いって気持ちを胸に抱いて書いていることが多いです。 それでも「ただ可愛いだけ」にならないように、時に凜々しく格好良い姿=見せ場があるように、というのも心がけている点のひとつです。だって彼女は彼であり、だからこそ可愛いのです。 格好良い。だから可愛い。可愛い。つまりおちんちん可愛い。 --- 今年参加したタイトルは以上となります。 厳密には今年発売ではないんですが、配信された時期が今年だった、という扱いで言うと、なちゅらるばけーしょんのアペンドシナリオが今年の頭になります。 全部で3回配信されましたが、どれも、ええ、どれも好きです。夏って素晴らしい。 あと名前こそクレジットされていませんが、今年はいくつかの作品を影ながらお手伝いさせていただきました。こそこそっと。 なお、2018年末時点で発表されている2019年発売タイトルとして、 まぁまれ〜ど様の最新作「スタディ§ステディ」に、シナリオ担当として参加しています。 こちらの情報については、メーカー公式サイトやTwitterなどで確認していただければ幸いです。 また、この作品以外にも何作か発表されるタイトルがありますので、そちらもお楽しみにしていただければと思います。 --- 実は2018年は「ちょっとのんびりしよう」と思っていて、最初は予定もゆるめに組もうと思っていたのですが蓋を開けてみたらなんか忙しい1年でした。毎年いつもそう。 冒頭にも書きましたが、今年は個人でイベントにサークル参加することが出来ませんでした。というか、仕事も含めて1回も上京しなかったのは、6〜7年ぶりとかそのぐらいです。つまりは、それだけバタバタしていたということになるんですが。でも、忙しいのはライターとしてありがたいことです。 数年前、ある方から「ラノベに興味ないの?」と言われたことがあって、そのときは「エロが好きなんで(エロゲのライターがいいです)」なんて言いましたが、今でもそれはあまり変わっていません。 でも、自身の原点(出発点)ってゲームシナリオではなく小説なので、いつかそういった作品も書けたらいいよな、と最近思うようになりました。なかなか機会はありませんけど、たとえば、自身の作品のノベライズとか、そういう機会があったらいいよなぁと。 夢は見るところから、目標は立てるところからがスタートですので、漠然とでも、そういった気持ちを胸に抱きながら、2019年もいろいろと頑張っていければと思います。 (自分にしては)わりと音声作品少なめな年になったので、来年はそういうのもちょっと頑張りたいところ。 画像は今年夏に撮影した、うちのそれなりに近く。たんぼ。なちゅばけっぽいですね。 しかし私は花粉症(イネ)なのです。 ![]() |
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