2006年02月の日記 |
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気がついたらバレンタインとか過ぎてましたこんばんは。 現在、京都テレビでは月曜日の深夜に「アリーmyラブ」の再放送をしています。この番組大好きなので「よくやった京都テレビグッジョブ京都テレビ」という感じです。 女性向けらしいですが、男性でも充分に楽しめる素敵なドラマだと思います。 で、この番組の中で「自分のテーマソングをもったほうがいい」というカウンセラーの先生がいるのですが、ああ、そうかそうか、なんて。 音楽一つで気分はがらりと変わります。自分が落ち込んだとき、気分が乗らないとき、なにかひとつ頭の中で流す曲を、自分のテーマソングを決めておくと結構どうにかなっちゃいます。 出来れば明るく、前向きな歌を。 口ずさむだけで勇気が出る曲、おひとついかがですか? |
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二月になってました。出来れば一月中にもう一回くらい更新しておきたかったのですが、なんともはや情けない。 先日本屋でBL系ムック、というか歴史考察? 系統の本をぱらぱらと立ち読みして、そのなかにあった座談会にすごく共感しました。もともと手に取ったのは、表紙の絵を描かれていた人が好きな漫画家さんだったからなんですが。 そもそもわたしが同性愛というジャンルを扱うようになった切っ掛けっていうのは色々あったんですが、今でも思っていることのひとつとして「子孫繁栄というメカニズムを超越し、性別という垣根を乗り越えてでも愛しているという気持ちはすごい純粋で一途じゃないのか」というものがあるのです。 それと同じ感想が座談会の中に書かれていて嬉しくなりました。 他に思ったことは、やはり女性のほうが細やかだなぁ、と。 男性の萌え、というか属性というのは比較的分かりやすいものが多いと思うんです。例えば巨乳とかメイドとか。記号めいたもの。 対して女性の場合は、そういう単一突破的なものは少なくて(中にはスーツ眼鏡が好きという人もいらっしゃいますが)立場や関係性をかなり重視するし、内面的なものが重視される傾向があると思います。 ツンデレなんて言葉が出てきてある程度定着しましたが、普段つれないけど惚れたらベタベタなんて、少女漫画では昔から見かけるヒロイン像のひとつであって、それをいまさらツンデレと言われても困る、という人も多いような気がします。 あと、作中内の設定を壊さないこと。これは同人や二次創作に限ったことなのでやや特殊かもしれませんが、原作では絶対に想定できないカップリングを無理やりにやられても興ざめしてしまうのです。 例えを出すのもなかなか難しいですが、本編内で出会ったこともない二人がいきなりセックスしている同人誌があったとしても(絵柄のエロさや作品としての出来映えは別として)面白いとは思いません。 たまに「今流行だからこのジャンルでやっとこう。適当にエッチをでっち上げておけばいいや」的なものを見かけるとがっかりします。 ドラえもんの同人誌で、ドラえもんが「オッスオラドラえもん」と喋っていたらガッカリするでしょうし。別の意味では面白いんですけど。 ともあれ、そういった女性の感性、というか価値観のようなものに親近感を覚えるのも、きっと同人誌の世界に片足突っ込んでからしばらく女性作家さんの本を読んで女性作家さんの作品を気に入って女性作家さんとお話して女性作家さんと本を出したりしていたからでしょうか。 持ってた同人誌の9割近くは女性の描かれたものだった気がします。そのときに磨かれた自分のセンスは本当に貴重だと思ってます。 ああいう座談会にお呼ばれされて、隅っこで頷いていたいなぁと割と本気で思ったりなどしてしまいました。 わたしはBLも百合もどっちも書きますし読みます。男同士の話だと、いまでも「ここはグリーン・ウッド」の忍と光流を越える二人には出会ったことがありません。一番執筆したのもおそらくこの二人。 百合側だとオリジナルのほうが思い出深いのですが、最近だと月姫の秋葉周辺を書いていました。ってもう何年も前になっちゃうのか。 人を好きになる気持ちって、十人いれば十通りあって、またその十人も、それぞれの恋愛において別な想いを抱いていたりするものです。 だからこそ読む方も書く方も楽しいし切ないのかな、と思います。 |
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