2006年12月の日記

■ 今年も
2006.12.31
一年を無事に過ごせたことに。
そして、あなたが居てくれたことに感謝を。

日々が目まぐるしく変わる中で、一年という月日が流れる中で、
こうして自分を見失わずにいられたことは、
自分という存在をあなたが知っていてくれたからこそです。

それはすごく当たり前になってしまったけれど、
こういう一年の節目だからこそ思い出してありがとうの気持ちを。

迷惑をかけたっていい。心配をかけてもいい。
それでも側にいたいと思えてもらえるような関係でありますように。

新しい年を迎えるすべてに人たちに、どうか、
今年より良い年がやって来ますように。

残り少ない2006年が、素敵な年でありますように。

■ 12月になりました
2006.12.01
この月は意外と5月病のようなものが発生しやすいような気がします。一年という月日の締めくくりとして存在する12月は、人々にどうしても一年という月日を振り替えさせてしまう。
忘年会なんてものがあるけれど、忘れてしまいたい出来事も、忘れたくない出逢いも、いろいろなことがあった一年を思い出して、それで溜め息をついてしまった経験はありませんでしょうか。

どうしてあのとき、なんて。
でも、そうやって悔やむことは悪いことばかりじゃないと思います。

「それ」を窮屈だと感じるのは 自分が大きくなったか、それとも「それ」が小さくなったからなのか。
服でも、部屋でも、職場でも、学校でも。「それ」がなんであれ、日々というものを通過するうち、何事も少しずつ変わっていきます。

過去を振り返るのは良くない、という人がいますが、自分は過去は振り返るべきだと思っている人です。今の自分がいる現在という地点に到達した道を振り返らないことは、自分を否定することになりそうな気がして、少しだけ怖いから。
でもそれは、前だけを見て歩いていける人への羨望でもあるのでしょう。

来年という前があって、今年という今は過去になってしまう狭間の時間、12月というものには、人を慌ただしくさせる魔力でもあるのかもしれません。
忘年会ではなく、想年会、なんてものがあったら――――まあ、語呂が悪いので流行らないとは思いますが。

思い出すことは力です。
自分という存在をなによりも証明できるのは、自分自身なのだから。
自分が生きてきた一年を、自分が生きてきた日々を、そして人たちのことをどうか忘れないように。

そんな活力を得るために、忘年会でお酒飲んで騒ぐのも、また素敵。

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