2007年04月の日記

■ 少数派と理解と共感
2007.04.09
わたしがわりと天の邪鬼ということは、付き合いがそれなりにある人だと大抵知っていることで、わたしが動物を好きなことも、大抵の人が知っているわけですが、ここ数年はとくに鳥が好きで、子供の頃から一番好きだった動物は海に関係する動物でした。これは星座が魚座だったことがちょっと関係しているかもしれませんが。
そんなわけで、アシカが好きだったりラッコが好きだったり、変わり種ではカモノハシが好きだった幼少時代、もっとも好きなのがペンギンでした。

で、最近ペンギンといえばハッピーフィートという映画がありまして、CGで作られたペンギンが踊り歌う映画らしいんですが、これを見ても残念ながら「可愛いとは思わない」わけです。
内容うんぬんは見ていないので触れることは出来ませんが、CMを見かけるたびに「可愛くないなぁ」と思っていました。
が、周囲の評価はそんなことはない。
これも天の邪鬼だからなのかなぁ、でも可愛くないよなぁ、と思っていたら、ペンギンが大好きで写真を掲載しているとあるブログで「ハッピーフィートは可愛くない」という感想があったので、少し嬉しくなってしまいました。
これはきっと、このサイトを管理している人がものすごくすごくペンギンが好きで、そういう人が「可愛くない」と書いたからこそ嬉しかったのであって、そのへんの人がふいっと「可愛くない」と言ったところでなんの感慨もなかったと思うのです。

同じ経験を得た人同士はより分かり合えると言いますが、
同じものを好きだからこそ、
その好きなものが題材として取り扱われた映画だからこそ、
そこに世間とは違う感想を抱いたということが嬉しかったのでしょうね。
とはいえ、私が勝手に共感しただけなんですけど。

「ハッピーフィート」を見て可愛いと連呼する人よりも「皇帝ペンギン」を見て胸を切なくさせる人が好き。そんなわたしです。

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