2007年06月の日記

■ 立場
2007.06.11
さいきん日本には王子が増えているらしくて、わたしがしっている王子といえば及川光博ぐらいなものなんですが(カラオケで振りを付けて踊れるぐらいに好き)ここんとこ王子王子と騒ぐので、なんだテニスの王子様かと思いきや、世間はいまゴルフの王子様に夢中のようで。

でも、野球と違ってゴルフは観客との距離もより近く、イップスといった言葉もあるような、メンタル部分がとても重要なスポーツだというのに、あれだけ追いかけ回されて可哀想だな、と思うのはわたしだけではないんだろうなぁ…

記者会見で、かなりやんわりと自分の意見を言う彼の姿を見て、自分だったら
「マナーも守れない奴は応援しなくて結構です。今すぐに帰れ」
ぐらいのことを言うのに、なんて思ったのも束の間、そんな気配を感じさせるような相手をマスコミは持ち上げたりしないか、なんて。

最近、とある騒ぎで身に染みたことは
「誰かが損をする噂は、誰かが得をするために流している」
ということ。

世の中が急に変なブームを作り出そうとしたら、そこには必ず誰かの意思が反映されている物なんだな、と痛感しました。
すべてのことを自分で吟味するのは難しいからこそ、世の中にはガイドブックというものがあるのだと思いますが、それだってすでに自分ではない何かの意思によって作られているものです。
でも、何もない状態から何かを見つけるのはとても大変だから、まったくないというのも困りものです。

流されることなく、自分をもっと大切に。
自分の身の回りに、数年前に夢中だったものの亡骸はありませんか。

いま、自分が本当に夢中になれるもの、ありますか。

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