2007年09月の日記

■ とりのこされる気持ち
2007.09.12
今朝、関西圏のテレビでは「萌ビジネス日本橋最前線」ってのやっていました。
いわゆる痛車とか萌え足湯とか、いろいろ放送されてたその内容を見ていて、わたしとしては複雑な気持ち。

京都で暮らし始めたばかりの頃、はじめて日本橋にきたとき、そこには自分が大好きだった頃の、10年ぐらい前の秋葉原の雰囲気があってとてもとても気に入りました。
たとえば何に使うのか分からないものばっかり並べてるジャンク屋があったり、壊れたビデオデッキばっか積んである店があったり、かと思えば工事用のドリルだけ並べている店があったり。
でも、いまじゃメイド喫茶が増えて、いわゆるアニメやフィギュアを扱うお店が増えて、それに伴って街の雰囲気も変わってしまった。
地元の人の話では「ここ2〜3年でオタク商売が増えた」んだとか。

わたしはそういうお店も嫌いじゃないんですが、毎年正月の初詣の帰りに、いくのを楽しみにしていたジャンク屋がなくなったりして、あの辺一帯も秋葉原の流れをなぞっていくのだなぁと思うと寂しい気持ちが過ぎります。

PCパーツショップばっかり並んでいた、いかにも電気街という顔をしていた秋葉原も好きだったわたしは、どんどんと、いわゆる萌えビジネス最前線の顔としてさらなる発展を遂げていく秋葉原や、それを追従していく日本橋をただ見守りながら、それでもまだ商売を続けている裏通りのちょっと怪しいパーツショップをまた見に行きたいなぁ、と思うのでした。

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