2008年07月の日記

■ あれもだめ これもだめ
2008.07.29
テレビ番組が「子供によくない」といった理由から抗議などがあり、放送内容などを変更することが最近よくあります。
が、それって本当に正しいことなんだろうか、と漠然と思うようになってから結構経ちます。

自分が子供の頃は、わりとそういった番組も多くて、おそらく抗議はあったのかもしれませんが、番組自体は内容をさほど変更することもなく、放送され続けていたような気がします(子供のころの記憶ですし、多少曖昧ではありますが)
むしろ、そういった番組のなかから、何がダメだとか、どうしてダメだ、というのを自分で学び取り、周囲から教えられ、感じ取っていたような気がするんです。

駄目な物を最初から取り上げてしまったら、それがどうしていけないのかということ自体を考える機会すら奪い去ってしまうのではないでしょうか。
心の痛み、肉体の痛み、どちらも経験したからこそ、分かることだって多いはずなのに。

褒められることと同じくらい、叱られたことを覚えています。
回数の問題ではなく、それが自分にとって大切だったから。

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